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【社内インタビュー vol.1】
ネパール出身エンジニアの果敢な挑戦とは?

トエビスは「愛媛県アジア高度IT人材受入促進事業」を活用し、
2024年4月に海外(ネパール)出身のエンジニア2名を採用しました。

内定から入社まで、約半年間の準備期間を経て来日したおふたり。
これまでの経緯や現在、未来などについて自由に対談をしていただきました。

この記事に登場する人

開発部 エンジニア Ujwal Kashichhwa (以下、Ujwal ) 2024年入社 (写真:右)
開発部 エンジニア Debendra Raj Shakya (以下、Debe ) 2024年入社(写真:左)

エンジニアとしてより高いレベルへ。成長を思い描き、来日。

Debe:Ujwalがトエビスに入社したきっかけは?

Ujwal:大学で情報技術を学んだ後、ネパールの企業でフロントエンドのエンジニアとして働いていたけど、スキルアップのための時間もリソースもなかったんだ。

Debe:僕もネパールの会社でエンジニアをしてたんだけど、Ujwalが言うように、最新技術をネパールで習得するのは難しい部分があるよね。

Ujwal:そうだね、例えば僕はバックエンド開発やデータ管理をもっと学びたかったんだけど、トエビスではスキルアップできそうなことが多くて。海外で人生経験を積みたい!とも思っていたから、日本の会社を探していたんだ。

Debe:僕も日本で学ぶチャンスを探してた。もともと姉が大阪で働いていたから、日本には親近感を持っていたしね。

Ujwal:トエビス以外にもいくつか候補はあったけど、トエビスは頑張った分、実力をしっかり評価してもらえる会社だった。あとはトエビスのホームページに書かれていた「言葉」に惹かれたんだ。

Debe:ビジョンの「STORYはHISTORYになる」だよね。この言葉を見た時の感情はうまく表現できないけど、すごくかっこいい、ここで働きたいなって僕も思った。

Ujwal:そうそう!僕もDebeも、トエビスのホームページを見て、同じ言葉が気になっていたんだよね。後から聞いて、同じとはびっくり。そういう意味でも気が合うのかもしれないね。他にトエビスに決めた理由はある?

Debe:興味があったPHPとJavaScriptの技術を磨ける環境があって、雰囲気も自分にあってるって思ったよ。Ujwalは面接でトエビスの方と話したとき、素直にどう感じた?

Ujwal:みなさんの人柄がすごくよかったことを覚えてる。とにかく、この人たちとなら一緒に働ける!って思ったことが一番の決め手だったし、今でもその気持ちは変わらないよ。

Debe:そうだね。僕たちが感じたように、「一緒に働きたい!」って自分も思ってもらえるようになれたらいいね。

言葉と文化の壁を越えて。コミュニケーションの鍵は「思いやり」

Debe:トエビスへの入社が決まって、一番の不安はやっぱり言葉の壁だったね。

Ujwal:うん、僕はもともと日本で働きたいという思いがあったから、トエビスに入社が決まる前から日本語学校にも通っていたけど、日本の会社で働くことができるレベルではなくて。

Debe:僕は内定が決まってから本格的に日本語学校に通い始めた。少しづつ日本語には慣れてきたと思うけど、Ujwalはどう?

Ujwal:もちろん慣れてきたのもあるし、周りのみんなも僕たちが理解できるようにやさしい日本語や簡単な英語を使ってくれる。わからない部分はお互い翻訳機能を使いながらだけど、みんな「伝えたい」っていう気持ちと相手に対する思いやりがあるから、それがうれしいし、意外となんとかなるもんだなって。

Debe:それは僕も感じてるよ。トエビスのみんなはコミュニケーションを大切にしてくれるし、困ったときもチームが助けてくれる。オフィスも快適で周りの環境もいいから働きやすいしね。

Ujwal:本当、松山は住みやすい!僕は一人暮らしをするのも初めてだったからその不安も大きかったんだけど、生活面でもたくさんサポートしてくれる。日本に慣れるためにも、社長が食事に連れて行ってくれたり、手続き関係に同行してくれたり、入社前からたくさん準備をしてくれていたね。

Debe:うん、僕たちが困らないように気遣ってくれて、本当に感謝してる。おかげさまで、日本の生活は楽しいし、大変なこともいい思い出になってるよね。Ujwalは、日本の生活を楽しめてる?

Ujwal:実はたまにホームシックにもなるんだ。でもそれ以上に、楽しい時間や学べることも多いよ!それは周りの人のサポートのおかげでもあるけど、Debeの存在も大きい。週末は2人でカラオケに行ったり、同じネパールから来た仲間と集まったり。何でも気兼ねなく話せるし、困ったことも一緒に解決してくれる。
とても支えになってるよ!

Debe:それはお互い様。僕もUjwalのことは友人をとっくに越えて、兄弟だと思ってる。仕事でもお互い成長できていることが自分のことのようにうれしいんだ。

進む道も可能性も限りはない。向上心の導くまま、尽きることのないチャレンジを。

Debe:Ujwalは今どんな仕事を担当しているの?

Ujwal:EC-CUBE・ワードプレス・Shopifyなどでフロントエンドの調整をしているんだけど、期待をはるかに超えてた。思った以上にレベルが高くて、毎日発見も多いし、めちゃくちゃやりがいを感じてるんだ。

Debe:トエビスには色んな技術を持ったメンバーがいるから、学べることが多いよね!それに、少しの期間だけど、入社前にはオンラインでアルバイトとして仕事ができたから、日本に来てからもスムーズに社内の方とコミニュケーションをとることができたのかも。僕はEC-CUBEやLaravelのフレームワークの作業が多いけど、これからどんどん新しいことも覚えていきたいな。

Ujwal:新しいことに向き合うのは大変なことも多いけど、成長を感じられる瞬間だよね。僕は社内のみんなとの何気ないやりとりをすごく大切にしていて。オープンな存在でいることとか、自分の意見をしっかり伝えることできっとチームのみんなも信頼してくれるようになるんじゃないかな。

Debe:それは僕も同感!細かいことでも積極的に質問したり、こちらから声を掛けることで何か困ったときに頭の中に思い出してもらえるようになりたいよね。それとか、わからないことがあるまま作業をしないように、取り掛かる前にしっかりスケジュールを立てることも意識してるよ。

Ujwal:エンジニアの先輩たちがいいお手本だよね!わからないことを聞くと的確に教えてくれるから、頼もしいし、ひとりで悩むこともない。

Debe:色んな考え方を知ったら、自分では気付けないことにもたくさん気付ける。技術は進化していくから、やった分だけ自分の身になるし、エンジニアっていう仕事の面白いところじゃないかな。

Ujwal:ただ言われたことだけをするだけじゃなくて、「なぜそうするのか?」「もっといい方法はないのか?」を考えていたら、どこまでも奥深いよね。

Debe:めちゃくちゃわかる!そこは僕もエンジニアって仕事が好きな理由。難しいと思ったことでも、追い続けたら答えが見つかることも魅力かな。

Ujwal:自分がつくったシステムで、人の生活を便利にできるって何よりのやりがいだよね!日本語のスキルをアップして、お客様の声を直接聞けるようになったらもっといろんな視点で課題を解決できるようになるんじゃないかな。

Debe:日本のお客様と直接ミーティングできるようになることは、僕も目標のひとつ。この仕事が好きだし、自分ごととしてお客様の課題を解決できるようになりたい。

Ujwal:スキルアップはもちろんだけど、僕はリーダーシップを取れるような人間になりたいんだ。いつかネパールに戻って、ネパールでトエビスの拠点を開設する。トエビスを大きく、広く、たくさんの人に知ってもらう。それが大きな目標!

Debe:それはいいね!わくわくする。Ujwalの近くにいるといい刺激を受けて、僕も負けないようにしたいって思える。仕事でもプライベートでも、これからもお互い頑張ろう!

Ujwal:1年後も10年後も、お互い理想の姿になっているといいね。今からすごく楽しみ。こちらこそ、これからもよろしくお願いします!

開発部 シニアマネージャー 松尾からのメッセージ

Ujwalはフロント関係の知識が豊富。Debeはサーバー周りに詳しくて、2人に助けてもらうことも多いです。仕事を依頼する際には、手取り足取り教えるのではなく、少し自身で考えながら進められるようにしています。いろんな方法を試してもらいたいし、私が言ったことに縛られないような発想をしてほしいですからね。
2人も目標に挙げているようですが、将来的にはお客様と直接コミュニケーションが取れるようになってもらいたいです。これからもスキルアップを期待してるよ!

社内インタビュー一覧

  • 【社内インタビュー vol.1】<br>ネパール出身エンジニアの果敢な挑戦とは?

    【社内インタビュー vol.1】
    ネパール出身エンジニアの果敢な挑戦とは?